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ツラいことがあって耐えられなくて
環境を変えてみたけど
また同じようなツライ出来事に見舞われた・・・
そんな経験ありませんか?
今回ご紹介する本を読めば
そのお悩みきっと解決します。
この本は物語編と解説編の二部構成になっています。
物語編の主人公は仕事である悩みをかかえています。
その悩みは今に始まったことではない。
仕事先を変えてもまた同じことで悩む・・・
この主人公に共感する方は多いのではないでしょうか。
そんな主人公が心理カウンセラーの大和(やまと)と出会うことで
自分と向き合い少しずつ悩みを解決していく物語です。
大和の語り口がとても温かく、読み進めていくとまるで
自分もカウンセリングを受けているような感覚になっていきます。
今、悩みを抱えている人
何か満たされなくてモヤモヤしている人
自分の心の声を聞きたい人には
是非とも読んでいただきたい一冊です。
この本を読めばきっと繰り返す悩みを解決する方法を知ることができます。
それでは解説に参りましょう。
結論からお伝えします。
結論:過去を見直せば人生のあらゆる問題が解消される
「あらゆる問題」?
ひとつの悩みにつき過去の問題はひとつじゃないの?
って思いますよね。
私もそう思いました。
以下ではどうしてこの結論に至るのか。
過去を見直すとは具体的にどういうことなのか
私なりにまとめてみたのでお伝えしていきます。
幼少期の記憶で人生は9割決まる
「顕在意識」と「潜在意識」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
顕在意識とは
意識的に考えたり選択したり判断したりするときの意識のことです。
「今日はこの服を着ようかな」とか
「あの人の笑顔が素敵だな」など考えるのは
顕在意識です。
潜在意識とは無意識のことです。
歯を磨くときに無意識に左下の奥歯から磨き始めるとか
髪をさわるクセなどは潜在意識です。
もっと分かりやすく言うと
生まれたばかりの赤ちゃんは潜在意識のみです。
本能のままです。
そして
顕在意識と潜在意識の力の関係は約1:9と言われています。
一説には
1%:99%とも言われています。
びっくりしますよね。
普段私たちが意識して考えたり
言葉にしたり行動していることはほんの1割でしかないということです。
どんなに一生懸命考えに考え抜いたとしても
結局私たちの人生は残り9割の無意識の領域でコントロールされているのです。
それだけ潜在意識のパワーは強力なのです。
そして幼少期はまだ顕在意識と潜在意識の境目があいまいです。
そんな時期に体験したことは潜在意識に深く入り込みます。
それが良い体験ならいいのですが
心の傷になるような体験でも9割の無意識の領域にしっかりと浸透し
考え方や行動の軸となり、大人になっても多大なる影響を与えるのです。
例えば
わたしは自分の気持ちや意見を言葉にするのが苦手です。
それは私の父親が起因していると思っています。
父は自分が一番正しいと思っているタイプで
よく家族(特に母親)の話や意見に対して強く否定したりバカにしたりしていました。
そんなやりとりを見て育ってきたわたしは
「こんなこと言ったらバカにされるんじゃないか」
「私の意見なんて否定されるに決まってる」
と考えるようになりました。
この考えが潜在意識に刷り込まれ私の軸となり
人に本心を話すことができない大人になってしまったのです。
この性格は生まれつきのものだと思っていたのですが
親からの影響で作り出されたものだと分かって気持ちが楽になり
自分を責めることも減ったような気がします。
心が変わると現実も変化する
このような言葉があります。
心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。
ーウィリアム・ジェームズ(アメリカ 心理学者・哲学者)ー
思考はいつか言葉になり、言葉はいつか行動になり、
行動はいつか習慣になり、習慣はいつか性格になり、
性格はいつか運命になる。
ーマザー・テレサー
つまり
心が変われば運命が変わります。
「心が変わる」とは潜在意識の奥深くに眠っていた傷ついた心が癒されること。
その変化が強力なパワーとなって現実の世界に反映され
運命が変わっていくのです。
傷ついた「小さな私」を見つける
傷ついた心を癒すためには傷ついた「小さな私」を見つける必要があります。
「小さな私」とは心理学用語でいうところの「インナーチャイルド」のことです。
著者のmasaさんは本書の中で
インナーチャイルドのことをもっとかわいらしくイメージしやすい表現で
呼んでいますのでぜひ本書を読んで確認してみてください。
そんな傷ついた「小さな私」ですが、見つけるのはとても難しいです。
なぜなら人には受け入れられないようなつらいことがあったときの感情や記憶を
否定し無意識的に心の奥に閉じ込める働きがあるからです。
でもこれは「防衛反応」なので仕方がないことなのです。
抑圧された記憶(インナーチャイルド)はカウンセリングなど
何らかの働きかけをしないとなかなか見つかりません。
カウンセリングを受けるなんて時間的にも費用的にもなかなか難しいですよね。
でも安心してください!
本書を読むことですでに「なんらかの働きかけ」が始まっています!
ちなみに
傷ついた「小さな私」が生まれる要因は「親」であることが多いです。
幼少期の頃の両親とのエピソードとそれに伴う感情を思い出していくうちに
「小さな私」を見つけることができます。
傷ついた「小さな私」を癒す
傷ついた「小さな私」を見つけて癒してあげると過去の記憶が清算され
人生が大きく変わります。
これが上記で説明した
「心が変わると現実も変化する」
ということなのです。
本書には「小さな私」を癒すためのステップが紹介されています。
それを1ヶ月続けると今まで泣いていた「小さな私」がだんだんと笑顔になり
現実にも変化が訪れます。
まとめ
悩みは「人生の課題」です。つまり人生で解決しなければならない課題。
問題から目を背けたりその場から逃げても形を変えてまた繰り返されます。
でもそれはあなたを苦しめるためではないのです。
その課題に向き合って解決してほしいというサインです。
それを乗り越えることできっとあなたの人生は大きくステップアップしますよ!
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