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はじめに
私は40代半ばにしてある日突然
「もう働きたくない!」という衝動に駆られました。
これは更年期の症状のひとつなのか・・・
私はダメ人間なのか・・・
モヤモヤと悩み続けていた時
この本に出会いました。
そして、この本を読むことで
「働きたくない」と思うことは甘えじゃなかった。
当たり前のことだったんだ。
と気づくことができました。
気づくことで
自分を責めるマインドから抜け出せ
ワクワクの感情を取り戻し
新しい一歩を踏み出すことができました!
私と同じように働くことに疲れてしまった人。
これからの人生このままでいいの?と悩んでいる人。
これから進路を決める受験生、就活生。
などにぜひ読んでほしい一冊です!
「未来の働き方を考えよう」の紹介
人生100年時代
一体私たちは何歳まで働けばいいのか・・・
老後の資金を貯めるにはどうすればいいのか・・・
ものすごい速さで変化していく時代の中で
私たちはどう働き、どう生きていけばいいのか。
本書の中で著者は
「人生は二回ある」と説き、
自分らしく楽しい人生設計を考えるヒントを
与えてくれます。
著者 ちきりんの簡単なプロフィール
社会はブロガー・紀行文筆家
バブル期に証券会社に勤め、
その後、アメリカでの大学院留学を経て
外資系企業に転職。
退職後は執筆、対談、旅行など
「楽しいことだけして暮らす」を実践中。
この本を読む目的
私は次のような目的をもって
本書を読み始めました。
- 自分が幸せだと思える働き方を考え
自分なりの働き方改革をする! - これからの社会の働き方が
どう変化していくのかを知る!
このまま働き続けるとどうなるか
あなたは今どんな働き方をしていますか?
おそらく企業に勤めてお給料をもらっている
という人が大半ではないでしょうか。
私もそうです。
でも
20年以上社会人として働いてきた今
こんな風に思い始めました。
「私、あと何年こんな生活をするの?」
その昔、定年は55歳でした。
55歳で引退して、退職金と年金で
余生を楽しむ・・・羨ましい。
それだったら私もあと10数年、頑張れますよ。
55歳以降、のんびり楽しくやっていける保証があるなら
今どんなに残業ばっかりでも有給がとれなくても
全然頑張れる。
でも、違うじゃん。今。
残業ばっかりで有給も取れないあげく薄給。
これがあと30年以上続くかもしれないじゃん。
70歳超えてヨボヨボでも働き続けるの?
しかも、そのあと年金なんていくらもらえるか。
もしかしたらもらえないかもしれない。
老後の楽しみなんてないじゃん!
頑張って働き続けたご褒美がないじゃん!
仕事だけして人生終わるなんてイヤだー!
そんな条件の中でモチベーション上がる?
無理無理無理無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ
そもそもこんなに時代が変わってるのに
なんで高度成長期の頃とおんなじ働き方してるの?
って疑問に思いますよね。
本書の中で著者はこう言っていました
ある意味では、終身雇用というのは罪深いシステムです。
いったんその企業の構成員となれば、
あとは何も考えなくてもひたすらに続くエスカレーター
(か歩く歩道)の上を黙々と進んでいけるからです。
まさに思考停止!
何も考えずにひたすらお金のために
日々淡々と働ける人にとっては
終身雇用っていいシステムだと思う。
でも私には無理だ・・・。
今は別に終身雇用も当たり前ではないし。
やっぱり今のままの働き方を続けるのは
無理があるんだ。
私の「もう働きたくない」って思考は
あながち間違ってなかったんだ。
これを機に今一度自分の働き方について
考えなくてはいけないんだ!
思考が停止してない証拠だったんだ。
物事を良いほうに捉えがちの私は
著者に背中を押してもらえたような気がしてきました。
今、産業革命に匹敵する革命が起きている
著者は
「パワーを持つ層の交代」が起こることが
「革命」と呼ばれる条件だと考えています。
例えば18世紀の産業革命では
エネルギー技術の革新により
王侯貴族から事業を興した起業家・資本家へと
パワーが移行しました。
そして現在、このようなパワーシフトが
起こっていて、
本書では3つのパワーシフトが
紹介されています。
その中で私が特に感銘を受けた2つの
パワーシフトについて紹介します。
パワーシフトその1:大組織から個人へ
これまでは大企業でないとビジネスに必要な
インフラ機能を揃えることができませんでした。
それが今では大半のビジネスインフラは
外部から調達できるようになりました。
(レンタルオフィス、秘書サービス、
人材派遣など・・・)
確かに今は、インターネットさえあれば
どこでも、誰でもビジネスができる時代になりました。
私もつい何年か前までは
自分の選択肢の中に「個人事業主になる」という
考えはなかったです。
それが今では「個人事業主という働き方もアリなんだな」
という思考になっています。
パワーシフトその2:ストックからフローへ
資産をストックしている
資産とは
貯金、人的ネットワーク、資格、肩書など
過去において手に入れたモノ
長期に渡り大企業で働いてきた人
組織からお金をもらうだけだったので
自分で稼ぐ力がない
人生が長くなるとストックが減り続ける
という不安に怯えながら暮らすことになる
後ろ向きの老後
これまでの社会では
ストックをたくさん持っている人が
豊かに暮らせました。
でも私はコレにはなりたくないなぁと
思いました。
どんなにお金持ちでも
お金が減ることばかり心配していては
楽しくないし、
どこにいても何があっても
身ひとつでお金を稼ぐことができる人に
憧れていて、そうなりたいと思っています。
その時その時で何らかの価値を
生み出し続ける力がある
貯金が少なくても最低限の生活費を
自分で稼げる
長生きしてもなんとか食べていける
常に自分でどうやって稼ぐべきかを
考えている
著者は、人生100年時代にはこの力(フロー型)が重要だと
提唱しており、
「過去にためた資産を持つ人(ストック型)」
から
「稼げる人」
にパワーシフトしてると考えています。
人展関係もストックよりフロー
また、
高齢化社会では
人間関係もストックよりフローが良い
とのことです。
フローな人間関係とは何かというと
何歳になっても近隣や趣味の仲間
もしくはネット上で知り合った人たちなど
新たな人間関係を構築していく能力のことです。
定年までに築いた人的資産も
人生100年時代では減っていく一方なのです。
著者は人生を豊かにするには
以下のことが必要だと伝えています
★組織を離れても稼げる力
★年齢を重ねても新しいものに挑戦できる
好奇心や前向きな姿勢
★見知らぬ人とも良好な関係を築ける
人付き合いの能力
上記は私が思い描く理想の老後そのものです!
介護の仕事の中でお会いする
「いきいきしてるなぁ」と感じる利用者様たちは
まさにこの条件にあてはまっています。
「大企業で働くこと」は必ずしも正しい選択ではない
たしかについ最近までは
大企業に勤め続けることは
圧倒的に正しい、合理的な選択でした。
今、企業年金などをたくさん受け取っている人を見ると
うらやましいなぁとやっぱり思います。
大企業を辞める若者たち
最近は一流企業に就職しても敢えて
定年まで働くという道を選ばない
若者が増えてきました。
彼らは
社会の変化を敏感に感じ取り、
自分の頭で考えて
これまでとは違う選択をしているのです。
では社会の変化とはなんでしょう。
それは
- これまで大企業が提供していた価値に
陰りが見え始めた - 大企業では手に入らない自由度や
柔軟性を重視する人が増えた - 長く大企業にいる人の中に
「あぁはなりたくない」と思える人が多い - 会社を辞めて楽しくやっている人たちも
結構いると分かってきた
ということです。
「間欠泉的なキャリア」という働き方もアリ
「間欠泉的なキャリア」とは
一定期間働くごとに
リフレッシュ、趣味、家族と過ごす時間
などのために数ヶ月~1年ほど
休みをとる
というような働き方のことです。
これはまさに私の憧れの働き方!
実際、そういう働き方をしている方に
会ったことがあるのですが
彼女は派遣のナースさんでした。
一定期間一生懸命働いたら
数ヶ月海外に行く
という生活をしていました。
そんな彼女を見て当時私は
カッコいい生き方だなぁと
憧れていました。
自分の人生を仕事に全振りすることなく
好きなことをする時間も大事にしている。
そうすることによって
集中して仕事に取り組むことができるので
仕事の効率も上がりそうです。
今までの日本人、特に大企業の社員は
「就職したら次の長期休暇は定年後」
というのが当たり前でした。
でもよく考えてみてください。
定年後に何時間も飛行機に乗って
海外に気軽に行けそうですか?
山登りやキャンプができそうですか?
老眼が進んで視力で
読書や映画鑑賞、手芸が楽しめそうですか?
気力・体力が十分な年代でしか
存分に楽しめないことってありますよね。
そのためには「間欠泉的なキャリア」という
働き方が有効であり、
このような働き方をするには
圧倒的に需要が大きい市場で
手に職をつけることが大事です。
本書では
数ヶ月仕事を離れても失業リスクとは
無縁の職種として
- 医療・介護系
- ITやウェブ関連
の仕事を例に挙げています。
「職業人生は二回ある」という考え方
従来の働き方とこれからの働き方
著者はこれからの働き方として
職業を2回選び
前半と後半で異なる働き方をすることを
お勧めしています。
メリット
★「チャンスは2回ある」と思うことで
働き方を選ぶことが一発勝負ではなくなり
無駄なプレッシャーを感じたり、
失敗が怖くて安全な道を選んでしまう
ということがなくなる。
★2回目の職業人生は
1回目での学びを活かして、
より良い選択ができる。
2回目の職業人生を考えることは
まるで注文住宅を建てるような
ワクワクする作業になるでしょう!
私はこれを書いてる時点(令和6年)で
45歳!
「よし!いよいよ新たに働き方を
選びなおすタイミングが来たぞ!」
とワクワクしてきました!
40代で働き方を再設計する
定年までを無思考で働き続けるのではなく
まだまだこれからだという40代のタイミングで
自分の意思を持って次の働き方を設計することが
大事なのです。
後半の職業人生を
「余生」と考えるのではなく
20年働いてきたご褒美としての
「自分のためのオリジナル人生」を
考えて選びましょう。
死ぬまでお金に困らない人=寿命の短い人
ショッキングな見出しですよね。
老後資金として2000万円貯めましょう
なんて言いますけど
1か月の生活費を20万円とすると
60歳で亡くなる人と
100歳で亡くなる人とでは
1億円近くも差があるわけですよ。
だから
「(死ぬまで食べていける)十分なお金が
貯まるまで働こう」なんて
無茶な話なんですよ。
今やりたいことを我慢して
長生きの経済リスクに備えようとしていると
老後に備えている間に
人生が終わってしまいますよ。
だからこそ
元気な限りそこそこ稼げるような態勢を
40代を目途に整えることが大事なのです。
まとめ
今までは当たり前のように
毎日淡々と8時間働いて
このまま老後を迎えるんだろうなと
考えていましたが、
本書を読んで背中を押されましたし、
もっと「働く」ということを
楽しんでいいんだと知りました。
あなたは10年後、20年後
どうなっていたら幸せですか?
それは今の生活を続けていても
実現できそうですか?
本書後半には
「オリジナルの人生を設計する」ための
3ステップが書かれていますので
これを読んでぜひあなたも
やりたいこと楽しいことを
やりつくした
後悔のない人生にしていきましょう!
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